京の雑学

京都に関する雑学。京都五山、京都三大祭、京都三大奇祭、京都三大火祭、京都三大門、京都三閣、京都三大念仏狂言、上る下る、日本最古の茶園、左近の桜・右近の橘、顔が動く龍、京都のおへそ、あの世への入り口、絵馬発祥の地、おみくじ発祥之地、弁慶伝説、京都市内で一番高い山、京都市内最古の建物、血天井、膏薬辻子、天使突抜、石川五右衛門のお墓、酒呑童子、保津川下りの船どう戻る?、流れ橋など。

 

京都五山

京都五山

京都五山とは、足利義満が南禅寺を上座とし別格に置き、臨済宗の五つの禅寺を、第一位天龍寺、第二位相国寺、第三位建仁寺、第四位東福寺、第五位万寿寺と座位を定めたもの。

 

京都三大祭

京都三大祭

京都三大祭とは、5月の葵祭、7月の祇園祭、10月の時代祭を指す。ちなみに、日本三大祭の一つでもある祇園祭は7月1日から1ヶ月間行われる。

 

もう一つの葵祭

もう一つの葵祭

5月15日に上賀茂神社下鴨神社合同行われる賀茂祭は、参加する全ての人が葵の葉を身に付ける事から葵祭と呼ばれていますが、京都にはもう一つ別に葵祭あります。それは、松尾大社で4月に行われる松尾祭・神幸祭の3週間後に行われる松尾祭・還幸祭の事で、本殿や神輿を葵と桂で飾るの事から『松尾の葵祭』と呼ばれています。

 

京都三大奇祭

京都三大奇祭

京都三大奇祭とは、4月のやすらい祭、10月の鞍馬の火祭、10月の牛祭を指す。残念ながら広隆寺で行われる牛祭は近年行われていません。

 

京都三大火祭

京都三大火祭

京都三大火祭とは、3月のお松明式、8月の五山送り火、10月の鞍馬の火祭を指す。

 

五山送り火

五山送り火

現在、五山送り火は大文字・妙法・船形・左大文字・鳥居形の五山で行われているが、かつては『い』『一』『竹の先に鈴』『蛇』『長刀』といった送り火もされていた。

 

京都三大門

京都三大門

京都三大門とは、洛西の仁和寺二王門、洛東の南禅寺三門、洛東の知恩院三門を指す。また、仁和寺二王門の代わりに洛中の東本願寺御影堂門を数える場合がある。ちなみに、石川五右衛門の『絶景かな』のセリフで有名な南禅寺三門は、石川五右衛門の死後建てられた。この有名な挿話は、後から出来たものらしいです。

 

京都三閣

京都三閣

京都三閣とは、鹿苑寺の金閣、東山慈照寺の銀閣、西本願寺の飛雲閣を指す。飛雲閣は、3層の楼閣建築で、左右非対称の作りになっています。周りの池から舟で飛雲閣に入れる舟入之間や三十六歌仙像が描かれた杉戸絵が特徴。飛雲閣は、通常非公開ですが、事前申し込みするか春と秋の法要時に特別拝観が行われます。

 

京都三大念仏狂言

京都三大念仏狂言

京都三大念仏狂言とは、清涼寺で行われる嵯峨大念仏狂言壬生寺で行われる壬生大念仏狂言、引接寺で行われる千本ゑんま堂大念佛狂言を指す。

 

上る・下る・東入る・西入る

上る・下る・東入る・西入る

京都では、北に向かう事を『上る』、南に向かう事を『下る』、東に向かう事を『東入る』、西に向かう事を『西入る』と言います。碁盤の目のように通りが走っている京都では、東西南北の方向感覚があれば便利な事の裏づけとも言えます。

 

左近の桜・右近の橘

左近の桜・右近の橘

京都御所平安神宮で見られる左近の桜・右近の橘は、建物に向かって正面から見たら左側に橘・右側に桜と逆に配置されています。これは、玉座から天皇が見られた左右の位置が正式な配置だからです。ちなみに、現在の京都の正式な区画でも、地図を上から見て左側に右京区、右側に左京区があります。

 

法堂の天井

法堂の天井

禅宗の法堂(はっとう)の天井には必ず巨大な龍が描かれている。東西南北の四方、北東・北西・南東・南西の四隅を合して八方といい『八方睨みの龍』などと言われる。天龍寺相国寺建仁寺なので見ることができます。

 

顔が動く龍

顔が動く龍

嵐山にある天龍寺法堂の天井には、八方睨みの龍が描かれいる。この龍を見上げながら円を描くように移動すると、龍の顔も向きを変えて追ってきます。

 

築地塀

築地塀

築地塀とは、屋敷や建物のまわりに土などをつき固めて作った塀のことで、側面には『定規筋』という横線が入り5本線を最上としています。神社仏閣を訪れた時、塀を見てみるのも面白いでしょう。ちなみに、京都御所東本願寺西本願寺二条城の壁には5本線が入っています。

 

京都のおへそ

京都のおへそ

市内の中心部ビルが立ち並ぶ中に六角堂(頂法寺)がある。その境内には、へそ石と呼ばれる石があり、京都の中心とも言われている。

 

五条大橋

五条大橋

五条大橋は、弁慶が牛若丸(源義経)に負けて家来になった有名な場所で今では橋の近くに牛若丸と弁慶像がある。しかし、当時の五条大橋の場所は、現在の位置から一つ北に位置する松原橋あたりに架かっていた。

 

一乗下り松の決闘

一乗下り松の決闘

宮本武蔵が1人で数十名の吉岡一門と戦った場所は、八大神社から坂を下った一乗下り松と言われている。しかし、本当は清明神社近くの一条戻橋付近で対決があったのでは?とも言われています。

 

一条戻り橋

一条戻り橋

清明神社の近くに架かる一条戻り橋には、渡辺綱が一条戻り橋で美女に化けた鬼女の腕を切り落とした伝説や、亡くなったはずの三善清行が一条戻り橋を通っていた途中、一時蘇生し息子の浄蔵と言葉を交わした伝説などがある。

 

あの世への入り口

あの世への入り口

六波羅蜜寺の近くに六道珍皇寺というお寺があります。この寺には小野篁が閻魔大王に仕える為、あの世とこの世の往来に使ったとされる『篁冥土通いの井戸』があります。詳しくは、六道珍皇寺と幽霊飴をご覧ください。

 

京都で最も不思議な場所

京都で最も不思議な場所

太秦の広隆寺から東へ行くと蚕の社(木嶋神社)がある。境内には、元糺の池に日本で唯一の三柱の鳥居が静かにたたずんでいる。境内に書かれている説明には、『今から約1300年前日本に伝わったキリスト教一派(ネストル教)の遺物ではないか』と書かれている。詳しくは、秦氏についてをご覧ください。

 

大寧軒

大寧軒

南禅寺塔頭の、大寧軒(通常非公開)に「蚕の社」の三柱鳥居を模した鳥居が建てられています。「蚕の社」の三柱鳥居よりは小さいです。

 

八坂神社

八坂神社

八坂神社の名は、祇園坂・長楽寺坂・下河原坂・法観寺坂・霊山坂・山井坂・清水坂・産寧坂の八つの坂が近くにある事に由来する。また、地元では祇園さんとも呼ばれている。

 

本能寺

本能寺

本能寺の変で知られる本能寺の”能”の文字は、右部分が縦に「ヒ」「ヒ」ではなく、「ヒ」を重ねたような「去」の字が使われています。これは、度重なる大火にあった本能寺が「ヒ」(火)をきらい、「去」の文字をあてたそうです。

 

北野天満宮(三光門)

北野天満宮(三光門)

学問の神様で知られる北野天満宮には、日・月・星が彫刻されている三光門があります。しかし、実際には星は彫刻されていません。これには、三光門の真上に北極星が瞬いていたので星は刻まれなかったと言う説、三光門のウサギ彫刻の真ん中に月がありそれを月と見立てる説など様々な説がある。

 

西本願寺(唐門)

西本願寺(唐門)

世界遺産の西本願寺には、見事な彫刻が施されている唐門があります。その見事な飾りは日が暮れるのも忘れるぐらい見惚れることから別名日暮門とも呼ばれいます。一見の価値ありです。

 

先斗町の由来

先斗町の由来

先斗町(ぽんとちょう)は、元々鴨川の州であった場所を埋め立て造られた。その名は、人家が西側の先ばかりに集中した事からポルトガル語の(PONT)英語の(POINT)の発音に由来する。

 

秋にお花見

秋にお花見

大原三千院から歩いて数分の場所にある実光院には、秋から春にかけて開花する不断桜(ふだんざくら)という名の桜があります。紅葉シーズンには「もみじ狩り」と「花見」が同時に出来ます。また、三千院に向かう途中の参道脇でも不断桜を見ることが出来ます。写真は、三千院(もみじ狩り)で公開しています。

 

突き刺さる鳥居

突き刺さる鳥居

京の台所で知られる錦市場には、錦天満宮がありその鳥居の一部はビルに突き刺さるような形をしています。写真は、ロボットおみくじにて載せています。

 

日本全国すべての神々を一度に参拝

日本全国すべての神々を一度に参拝

節分祭で有名な吉田神社には、日本中の神々が祀られている大元宮があります。節分祭期間中、大元宮の中へ入ることが出来ます。

 

日本最古の茶園

日本最古の茶園

鳥獣人物戯画で有名な世界遺産高山寺には、日本最古の茶園がある。高山寺のある栂尾山は、お茶発祥地ともいわれいます。

 

光源氏のお墓

光源氏のお墓

嵯峨の釈迦堂で知られる清凉寺には、光源氏のモデルともいわれる源融公の墓所があります。

 

西寺

西寺

西寺は、かつて平安京が遷都されてからすぐ延暦15(796)年頃から、平安京の入り口にあたる羅城門の西側に東寺と対称に造営された官寺である。現存する東寺は対照的に、西寺は焼失以降は再興される事はなかった。現在は石碑のみ存在する。詳しくはブログの東寺をご覧ください。

 

阿呆賢さん

阿呆賢さん

やすらい祭で有名な今宮神社には、阿呆賢さんといわれる石があります。別名、「重軽石」とも云われ、先ず軽く手のひらで三度石を打ち、持ち上げるに、たいそう重くなり、再度願い事を込めて三度手のひらで撫でて持ち上げる。軽くなれば願いが成就すると言い伝えられています。

 

おもかる石

おもかる石

全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮伏見稲荷大社には、おもかる石と呼ばれる不思議な石がある。石灯篭の前で願い事を念じ石灯篭の頭の部分を持ち上げ、石の重さが自分の想像より軽ければ願い事が叶い、重ければ叶い難いと言われています。詳しくはブログの伏見稲荷大社をご覧ください。

 

長州藩邸

長州藩邸

京都ホテルオークラの建っている場所は、かつて長州藩邸があった場所で、今ではホテルの敷地内に長州藩士桂小五郎の像が建っている。写真は、大村益次郎をご覧ください。

 

龍安寺の石庭

龍安寺の石庭

龍安寺の石庭は、日本のみならず世界的にも有名です。石庭は、白砂敷の中に大小15個の石で構成されていますが、どの角度から見ても15個全ての石が見れないように配置してあります。

 

絵馬発祥の地

絵馬発祥の地

古来より雨乞いの社として知られる貴船神社は、絵馬発祥の地です。昔、生き馬をささげ雨乞いをし、時には生馬にかえて「板立馬」を奉納したと伝えられる。これが絵馬の原形と言われています。

 

おみくじ発祥之地

おみくじ発祥之地

世界遺産延暦寺の元三大師堂の前には「おみくじ発祥之地」の石碑が建っています。写真は比叡山延暦寺(もみじ狩り)をご覧ください。

 

弁慶伝説

弁慶伝説

延暦寺には、弁慶が三井寺から鐘を一人で引って持ち帰り大講堂につるした伝説があります。三井寺にはひきづり痕が残る鐘があります。弁慶伝説(前編)をご覧ください。

 

京都市内で一番高い山

京都市内で一番高い山

京都市内で一番高い山は、標高971.5mの皆子山(みなごやま)です。京都市左京区と滋賀県大津市の境に位置する。ちなみに、愛宕山は 924mです。

 

京都市内で一番高い建物

京都市内で一番高い建物

京都市内で一番高い建物は、高さ131mの京都タワーです。形は、海のない京都市内を照らす灯台をイメージしたものといわれている。

 

京都市内最古の建物

京都市内最古の建物

京都市内最古の建物は、952年に建造された醍醐寺の五重塔(国宝)です。ちなみに、大報恩寺(千本釈迦堂)には京都市内最古の仏堂遺構があります。

 

京都市内で一番長い川

京都市内で一番長い川

京都市内で一番長い川は、桂川(かつらがわ)です。淀川水系の一級河川で全長は74.6kmある。上流には、嵐山渡月橋や保津川がある。

 

血天井

血天井

血天井は、徳川家の鳥居元忠が石田三成勢と戦い、自刀してはてた時の伏見城の床板です。源光庵宝泉院興聖寺正伝寺養源院にわけられ供養されています。

 

国家安康・君臣豊楽

国家安康・君臣豊楽

方広寺豊国神社北となり)には、大阪冬の陣のきっかけの一つになった国家安康・君臣豊楽の文字がある梵鐘があります。

 

豊臣秀吉のお墓

豊臣秀吉のお墓

豊国廟は、慶長3(1598)年8月18日に63歳でこの世をさった豊臣秀吉のお墓です。豊臣秀吉の遺命により阿弥陀ヶ峰に葬られ80あまりの社殿が造られたそうです。しかし、徳川の世になってからは取り壊されてしまいました。明治に入り豊国神社と共に再興されています。

 

一之船入

一之船入

高瀬川は、慶長十六年頃角倉了以が開いた運河で、高瀬船の荷物の上げ下ろしをする船溜所を船入と言った。

 

蜘蛛塚

蜘蛛塚

上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)境内に狂言でおなじみの「土蜘蛛」に出てくる土蜘蛛の塚(源頼光朝臣塚)があります。

 

膏薬辻子

膏薬辻子

膏薬辻子(こうやくのずし)は、四条通から綾小路通まで通り抜ける細い道の事です。空也供養(くうやくよう) ⇒ 膏薬(こうやく)+辻子(ずし) ⇒ 膏薬辻子(こうやくのずし)と変化。

 

鍾馗さん

鍾馗さん

鍾馗(しょうき)は、主に中国の民間伝承に伝わる道教系の神。日本では、疱瘡除けや学業成就に効があるとされ、端午の節句に絵や人形を奉納したりする。京都市内の民家(京町家)など近畿~中部地方では、現在でも大屋根や小屋根の軒先に10~20cm大の瓦製の鍾馗の人形が置いてあるのを見かけることができる。

 

天使突抜

天使突抜

五條天神宮は、別名天使社とよばれていました。天使突抜(てんしつきぬけ)の名前由来は、豊臣秀吉が五條天神宮(天使社)境内に、道を強引に通した事に対し、都の人たちが皮肉を込めて天使突抜といったと伝えられる。

 

鉄輪の井戸

鉄輪の井戸

堺町松原下がる鍛冶屋町に鉄輪の井戸(かなわのいど)という伝説の井戸があります。「縁切り井戸」として、井水を汲んで相手に飲ませると、悪縁が切れるなどの俗信がありました。

 

深泥池

深泥池

深泥池(みどろがいけ / みぞろがいけ)は、北区上賀茂にある池です。2月3日の節分では、深泥池からやってきた鬼が、京都の鬼門の方角にある吉田神社へ行き、八坂神社壬生寺と逃げ、最後に北野天満宮へ来るともいわれています。怪談や幽霊の話がある。

 

上七軒

上七軒

上七軒(かみしちけん)は、北野天満宮の東にある京都最古の花街です。梅花祭(2月25日)では、上七軒の舞妓さん芸妓さんがたてたお茶をいただけます。

 

石川五右衛門のお墓

石川五右衛門のお墓

石川五右衛門のお墓は、大雲院(通常非公開)にあります。五右衛門が三条河原に送られる途中、それを見ていた貞安上人と目があい(お互い初対面)無言の中で貞安上人が「お前の供養は私がしてあげる」と心が通じ合ったと云われています。

 

幽霊飴

幽霊飴

六道珍皇寺から西へ数メートル歩いた所に「幽霊子育て飴」を売っているお店があります。

 

愛宕神社

愛宕神社

愛宕神社は、全国の愛宕神社の総本宮で火伏せの神様を祀る事から『火迺要慎』(ひのようじん)の御札が有名。明智光秀が織田信長に対し謀反(本能寺の変)を決断した場所ともいわれいます。7月31日~8月1日にかけてお参りする千日詣は、千日分の功徳があり、子供が3歳までに参詣するとその子は一生、火難に遭わないと言われています。

 

明智光秀

明智光秀

白川ぞいの小さな路地に明智光秀の塚(首塚)があります。近江の坂本城へ逃れる途中、小栗栖の竹薮で農民に襲われて自刃、最後を遂げたと言われる。家来が光秀の首を落とし、知恩院の近くまで来たが、夜が明けたため、この地に首を埋めたと伝えられる。

 

御土居

御土居

御土居(おどい)とは豊臣秀吉が造った堤防です。今でも京都市内に数箇所御土居跡があります。北野天満宮のもみじ苑でも見ることが出来ます。

 

酒呑童子

酒呑童子

酒呑童子の首を埋め、首塚としたのが現在の首塚大明神です。「鬼の首のような不浄なものは天子様のおられる都へ持ち行くことはならん」とのお告げがあった。

 

保津川下りの船どう戻る?

保津川下りの船どう戻る?

保津川下りの船は、終点の嵐山でお客さんを降ろすとトラックで亀岡まで運ばれます。船頭さんは電車で亀岡乗船場へ戻ります。

 

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里は、約50軒の内8割が茅葺き屋根で国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。毎年春と秋の2回、放水銃の点検をかねて一斉放水が行われます。京都市内から遠いですがインスタ映えスポットです。

 

流れ橋

流れ橋

流れ橋は、木津川にかけられている日本最長級(全長356・5m、幅3・3m)の木造橋で、正式名称は上津屋(こうづや)橋という。橋げたは、橋脚に載せてるだけで大雨など増水した時には、浮いて流れる構造になっていることから流れ橋とよばれています。

 

西院と西院

西院と西院

阪急西院駅(さいいんえき)と嵐電西院駅(さいえき)は、漢字は同じでも読み方が違う。他にも貴船(きぶね)の貴船神社(きふねじんじゃ)や御香宮(ごこうぐう)の御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)などがあります。

 

アフロヘアーの石仏

アフロヘアーの石仏

金戒光明寺のアフロヘアーの石仏は、五劫思惟阿弥陀如来(ごこうしゆいあみだにょらい)といいます。アフロのような髪型は、永い期間、坐禅し思惟したため伸びたお姿を表しています。

 

百々橋

百々橋

応仁の乱で細川氏と山名氏が百々橋(どどはし)をはさんで戦ったと伝えられる。その橋は京都市洛西竹林公園に移築されています。

 

秦の始皇帝を祀る神社

秦の始皇帝を祀る神社

広隆寺から少し歩いた場所にある大酒神社は秦の始皇帝を祀る神社です。「大避」称するは秦始皇帝の神霊を仲哀天皇8(356)年皇帝14世の孫、功満王が漢土の兵乱を避け、日本朝の純朴なる国風を尊信し始めて来朝しこの地に勧請す。

 

おかめ伝説

おかめ伝説

大報恩寺(千本釈迦堂)は、おかめ伝説の地です。大工の棟梁の妻おかめは、主人に助言をし命をたったと伝えられる。京都市内には、今でもおかめの面の上棟御幣でお亀の徳により「家宅の火除け」「家内安全と繁栄」を願う風習があります。

 

大根だき

大根だき

12月、大報恩寺(千本釈迦堂)・三宝寺了徳寺で大根だきがおこなわれます。京都の冬の風物詩、大根だきには、厄除け・中風ふうじ・無病息災などの御利益があるといわれている。

 

将軍塚

将軍塚

将軍塚は、平安京遷都のとき王城鎮護を願い、甲冑を着せた人形(高さ約2.5m)に太刀・弓矢を持たせ埋めたと伝えられています。国家に大事変が起こりそうになると将軍塚が鳴動するといわれる。

 

迎え鐘と送り鐘

迎え鐘と送り鐘

お盆に祖先の霊を迎えるため、六道珍皇寺妙心寺で「迎え鐘」を撞く風習があります。鐘の音は、十万億土に響き渡り、その音を聞き精霊があの世から戻ってくるといわれる。矢田寺には、死者の霊を迷わず冥土へ送る「送り鐘」があります。

 

六地蔵めぐり

六地蔵めぐり

六地蔵めぐりとは、8月22日~8月23日にかけて、平清盛によって安置された6箇所の地蔵菩薩(上善寺・浄禅寺・徳林庵・大善寺・源光寺・地蔵寺)をめぐり、先祖の霊の供養や無病息災・家内安全などを願う伝統行事で、約800年の歴史があります。

 

日本最古の盆踊り

日本最古の盆踊り

五山送り火の前日8月15日と当日16日松ヶ崎にある涌泉寺(ゆうせんじ)で「題目踊り」と「さし踊り」が行われます。題目踊りは、日本最古の盆踊りともいわれています。

 

蹴上(けあげ)の由来

蹴上(けあげ)の由来

源義経(牛若丸)が奥州へ向かう途中、馬に乗った関原与一(平家)ら9人とすれ違った時、泥水を蹴り上げられ、服を汚されてしまった。源義経は怒り、9人を斬り殺したと伝えらる。蹴上の名は、この「蹴り上げ」事件に由来する。蹴上インクラインのそばに、9人の菩提を弔った九体石仏の一体が、義経地蔵として祀られています。

 

百万遍(百萬遍)の由来

百万遍(百萬遍)の由来

百万遍(ひゃくまんべん)は、元弘元(1331)年京の都に蔓延した疫病を鎮めるため、八世善阿空圓上人が百万遍の念仏を唱え封じたことに由来する。後醍醐天皇から「百萬遍」の号を賜った。毎年4月25日、大本山百萬遍知恩寺で御忌大会の日中法要が行われます。

 

六道の辻

六道の辻

六道の辻とは、六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天上道)世界への分岐点。むかし京都には、「東の鳥辺野」「西の化野」「北の蓮台野」という三大葬送地がありました。六道珍皇寺(鳥辺野)や大覚寺(化野)近くで「六道の辻」の石碑が見れます。

 

桂大橋の常夜灯

桂大橋の常夜灯

桂離宮近く、桂大橋の常夜灯(1864年)はこの辺りに渡し船(桂の渡し)があった名残です。松尾祭の神幸祭では、御神輿をのせた舟が桂川を渡る船渡御が行われます。

 

矢取地蔵尊

矢取地蔵尊

矢取地蔵尊(矢負地蔵)は、右手に錫杖、左手に矢を2本、右肩に矢傷が残る、高さ約1.5mのお地蔵様です。空海(弘法大師)に恨みを持つ守敏僧都(しゅびんそうず)が羅城門の近くで矢を放ったところ、黒衣の僧(矢負地蔵)が身代わりになったと伝えられる。矢取地蔵尊は、東寺南大門から西へ約450m(徒歩約6分)。

 

たらたら坂

たらたら坂

三条通から寺町京極商店街の道は平坦なのに、一筋東隣の新京極商店街は坂道(通称たらたら坂)になっている。不思議な坂道。

 

落語の祖

落語の祖

誓願寺五十五世の安楽庵策伝(策伝日快上人)は、笑い話を集めた「醒睡笑」を書いた事から「落語の祖」といわれています。

 

くわばら くわばら

くわばら くわばら

「くわばら くわばら」は雷よけの呪文。失意のうちに亡くなった菅原道真公は、怨霊となり京の都に雷をおとしました。しかし、菅原道真公ゆかりの桑原の地は雷が落ちませんでした。京都御苑と京都地方裁判所の間、人も住まない小さなエリアに桑原町があります。

 

紫式部のお墓

紫式部のお墓

堀川北大路の交差点の近くに紫式部と小野篁(閻魔法王に仕えた)のお墓があります。

 

紫式部供養塔

紫式部供養塔

千本ゑんま堂(引接寺)の本尊は閻魔法王です。境内には、紫式部供養塔があります。紫式部は、源氏物語(ウソの話)を書いた事により地獄へ落ちたといわれる。

 

三勅祭

三勅祭

勅祭(ちょくさい)とは、天皇の勅使(使者)が参向される祭の事です。下鴨神社上賀茂神社葵祭」、石清水八幡宮「石清水祭」、春日大社「春日祭」は、三勅祭といわれる。

 

前祭と後祭

前祭と後祭

祇園祭宵山山鉾巡行は、前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)に別れていますが、昭和41(1966)年から前祭と後祭が合同で行われていました。平成26(2014)年から49年ぶりに前の形に戻りました。ちなみに、後祭は「後の祭り」の語源です。

 

山鉾巡行はメインじゃない

山鉾巡行はメインじゃない

祇園祭といえば山鉾巡行が大きく取り上げられますが、メインではありません。山鉾巡行は、八坂神社の御祭神が御旅所へ向かう(または御旅所から帰る)前に悪霊を取り除くのが役目です。7月17日神幸祭/神輿渡御では、三基の大きなお神輿が八坂神社から出ます。

 

日和神楽

日和神楽

日和神楽とは、宵山翌日の山鉾巡行の晴天を祈念するためのものです。八坂神社や四条御旅所でお囃子を奉納されます。

 

あばれ観音

あばれ観音

祇園祭宵山(後祭)の夜、南観音山で、観音像を担いで駆け巡る「あばれ観音」が行われます。あばれ観音の目的は、山鉾巡行の安全祈願だそうです。

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やすらい祭開催日  第2日曜日
やすらい祭
昔の人は、花の咲く春に疫神が病を分散させると信じていた。今宮....
豊太閤花見行列開催日  第2日曜日
豊太閤花見行列
醍醐寺で行われる豊太閤花見行列は、1598(慶長3)年豊臣秀....
賀茂曲水宴開催日  第2日曜日
賀茂曲水宴
上賀茂神社で行われる賀茂曲水宴は、1182(寿永元)年に当時....
さくら祭り開催日  第2日曜日
さくら祭り
さくら祭りは、縁結びの神様で知られる地主神社のお祭りです。地....
吉野太夫追善花供養開催日  上旬日曜日
吉野太夫追善花供養
10時20分源光庵から太夫道中が始まり、島原の名妓吉野太夫ゆ....
松尾祭・神幸祭開催日  20日以降の日曜日
松尾祭・神幸祭
松尾大社の松尾祭・神幸祭は、唐櫃と6基の御神輿による勇壮なお....
稲荷祭開催日  20日最寄日曜
稲荷祭
毎年4月20日最寄りの日曜日に行われる稲荷祭は、神幸祭と呼ば....
知恩寺二十五菩薩練供養開催日  25日※3年に1度
知恩寺二十五菩薩練供養
4月25日大本山百萬遍知恩寺で御忌大会の日中法要が行われます....
曲水の宴開催日  29日
曲水の宴
城南宮で行われる曲水の宴は、毎年春(4月29日)と秋(11月....
鳥羽水環境保全センター一般公開開催日  末ごろ
鳥羽水環境保全センター一般公開
4月末ごろから数日間、鳥羽水環境保全センターが一般公開されま....

人気エリア

洛西エリアマップ 洛西エリアマップ
洛西エリアは、峡谷を走るトロッコ列車や保津峡の川下りなど他のエリアに無い魅力があります。
洛東エリアマップ 洛東エリアマップ
洛東エリアは、京都観光ランキングベスト10内に6箇所も入っている人気の観光エリアです。
洛中エリアマップ 洛中エリアマップ
洛中エリア内には、二条城・下鴨神社・西本願寺の3箇所が世界遺産に登録されています。

アクセス

京都駅から観光名所 京都駅から観光名所
京都の玄関口京都駅は、電車(JR・京都市営地下鉄・近鉄電車)、バスターミナル、タクシーが集中しており、京都市内にある観光名所へのアクセスが便利です。
清水寺から観光名所 清水寺から観光名所
京都観光ランキング1位の人気観光名所清水寺から主要な観光名所へ公共交通機関を使ったアクセス方法。
嵐山から観光名所 嵐山から観光名所
京都でも指折りの観光名所嵐山には、JR・嵐電(京福電車)・阪急電車が乗り入れており、電車での移動が便利です。

1日コース

清水寺~銀閣寺コース 清水寺~銀閣寺コース
清水寺~銀閣寺コースは、世界遺産の清水寺から銀閣寺まで1日かけてゆっくり歩くコース....
嵐山~嵯峨野コース 嵐山~嵯峨野コース
嵐山~嵯峨野コースは、京都観光ランキング2位の嵐山から奥嵯峨の愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)まで...
嵐山~金閣寺コース 嵐山~金閣寺コース
嵐山~金閣寺コースは、京都観光ランキングと2位の嵐山エリアと世界遺産仁和寺・龍安寺・金閣寺を....

電車+徒歩コース

嵐山コース 嵐山コース
JRの嵯峨嵐山駅から嵐山の有名観光スポットをめぐり、再び嵯峨嵐山駅まで戻るコースです。基本コース(赤線)は、距離約4.2....
蹴上駅~東山駅コース 蹴上駅~東山駅コース
蹴上駅(京都市営地下鉄東西線)から南禅寺・永観堂・平安神宮をめぐり東山駅(京都市営地....
稲荷駅~丸太町駅コース 稲荷駅~丸太町駅コース
JR稲荷駅から丸太町駅(京都市営地下鉄烏丸線)まで歩くコースです。基本コース(赤線)は、距離約4.65km、....

目的別コース

庭園めぐりコース(東エリア) 庭園めぐりコース(東エリア)
庭園めぐりコース(東エリア)は、東福寺から平安神宮まで主に庭園を拝観するコースです。京都名庭園で....
庭園めぐりコース(西エリア) 庭園めぐりコース(西エリア)
庭園めぐりコース(西エリア)は、天龍寺から龍安寺まで主に庭園を拝観するコースです。京都名庭園で....
恋愛成就・縁結びコース 恋愛成就・縁結びコース
恋愛成就・縁結びコースは、地主神社(じしゅじんじゃ)から下鴨神社までのコースです。恋愛成就・縁結びスポット...

穴場コース

大悲閣千光寺~愛宕念仏寺穴場コース 大悲閣千光寺~愛宕念仏寺穴場コース
大悲閣千光寺~愛宕念仏寺穴場コースは、京都市街が一望出来る大悲閣千光寺から紅葉がキレイな愛宕念仏寺....
天授庵~青蓮院穴場コース 天授庵~青蓮院穴場コース
天授庵~青蓮院穴場コースは、南禅寺の塔頭天授庵から天台宗五箇室門跡の一つ青蓮院までのコース...
六波羅蜜寺~京都霊山護国神社穴場コース 六波羅蜜寺~京都霊山護国神社穴場コース
六波羅蜜寺~京都霊山護国神社穴場コースは、空也上人ゆかりの六波羅蜜寺....

人気観光名所ベスト3

清水寺 1位   清水寺
北法相宗大本山の清水寺(きよみずでら)は、宝亀9(778年)延鎮(賢心)上人開基、十一面....
嵐山 2位   嵐山
嵐山は、京都でも屈指の人気観光地(京都観光ランキング2位)で桜の名所・紅葉の名所として....
金閣寺 3位   金閣寺
金閣寺(きんかくじ)は、臨済宗相国寺派の禅寺で、正式名称鹿苑寺(ろくおんじ)という。....

テーマ別

京のご利益 京のご利益
京都は、古くからの信仰や伝説が語りつがれ、今でも願い事を叶えてくれると信じ多くの人が神社仏閣へ訪れます。
京都名庭園 京都名庭園
京都にあるたくさんの庭園の中でも特に厳選したオススメの名庭園を10ヶ所ピックアップ。
穴場スポット 穴場スポット
有名な清水寺や金閣寺などと比べて、あまり知られていないけれども、良い場所を厳選。

外国人

外国人ランキング 外国人ランキング
京都は、旅行雑誌(トラベル・アンド・レジャー)で世界の人気観光都市ランキング1位に選ばれるほど外国人に人気....
外国人向けコース 外国人向けコース
外国人向けコースは、伏見稲荷大社から平安神宮までのコースです。外国人にオススメ観光名所の場所を中心に....
外国人オススメ 外国人オススメ
外国人といっても西洋人から東洋人まで幅広く、国によって好みは違います。2つの基準で10ヶ所選出。1つ目....

京都観光研究所ブログ!

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